DODAで転職
DODAは、インテリジェンスが運営するサイトの中の転職支援サービスを行っている部門です。転職をしようと考えていても、転職の手順やタイミング、自分に合った仕事探しやキャリアアップに繋がる道など、自分では分からないものです。また、転職するための情報を収集するのも一苦労で、現職仕事との両立は大変難しいものとなります。
DODAでは、そういった大変な部分を請け負ってくれる為、現職に就きながらも、転職に向けての準備もする事が出来るのです。また、ボーナスを貰ってから転職したい、給料をきちんと貰いたい、有給休暇を使ってからの転職がいいなどの希望を叶える為には、転職するタイミングが必要になります。そういった知識や時期を的確に教えてくれるのも、転職支援の良い所です。
更に、転職支援において、担当コンサルタントが自分に合った職種や職場をマッチングしてくれます。自分では気付かなかった職種への転職や、意外な職場への転職が可能になります。つまり、自分の可能性を開いてくれるのです。そういった点から、転職する際には、転職支援を利用すると良いでしょう。
事務の採用動向
DODAの転職支援サイトでは、2008年の下半期採用動向を予測したデータを掲載しています。各職種において、動向予想がされており、事務においても、その採用動向が示されています。
事務職においての採用動向は、正社員採用は減少傾向にあり、その代わりに、長期契約社員や派遣社員採用が増えてくる傾向にあると見ています。しかしながら、人材を求めている企業や業種は多く、事務系の職種を求めている業種は、IT、金融、不動産、サービス業界のベンチャー企業などがあります。また、事務系において、特に営業事務の採用ニーズが増えてくる傾向にあり、求人情報の6割から7割は、この営業事務となっているという事です。
事務職は、その仕事内容から、以前は未経験でも歓迎されていましたが、近年においては、OA機器の普及により、全く業務を知らない人材よりも、ある程度使いこなせる経験者を優遇する傾向になってきているという動向を予測をしています。しかし営業事務においては、まだまだ未経験でも採用され易い状況にあるようで、転職し易いという事です。
そういった状況の中で、いかに採用を勝ち取るかには、面接時の印象がポイントになります。事務職に求められる印象は、人柄、コミュニケーション能力、接する際の態度が必要とされています。笑顔ではきはきと答えられる人材が良いという事です。更に、与えられた仕事だけでなく、今何を求められているのかを考えられる力も必要とされており、面接時にそういった点をアピールする事も大切という事です。
事務職に人気の企業
事務職として転職する人が多くいる人気企業をランキングとして発表しています。
1位はトヨタ自動車株式会社、2位は株式会社資生堂、3位はソニー株式会社、4位はプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社、5位は株式会社フジテレビジョン、6位は全日本空輸株式会社、7位は松下電器産業株式会社、8位は日本航空株式会社、9位は株式会社電通、10位は株式会社リクルートとなっています。
また、事務職で転職しようと考えている人に人気となっているのは、貿易事務や秘書となっていますが、DODAの動向予測によると、貿易事務や秘書は競争率が高く、エクセルや英語力を重視した採用となっている為、高いスキルを持ち合わせていないと難しいという事です。更に、近年においては、上記の企業などにおいてもスキルを持っている人を優遇する傾向にある為、事務職への転職についても、ワードやエクセル、英語力のスキルを持っていた方が良いという傾向になっています。
また、採用ニーズが正社員から長期契約社員や派遣社員と変わってきている事から、DODAでは、正社員を目指せる紹介予定派遣で働く事を勧めています。企業側も、正社員として雇った後、仕事内容を覚えさせる事よりも、派遣として働きながら業務を覚えて貰い、正社員に切り替わったら業務を引き継げる体制を好みます。よって、紹介予定派遣なら、それが可能になるという事になるでしょう。
経理の採用動向
DODAにより経理職の2008年下半期の採用動向は、上半期に引き続き、安定した採用ニーズになるだろうと予測しています。経理職は、どの仕事場にも必要な職種となる為、どの分野の業種においてニーズが高いという事はなく、全体的に求人されているという事です。しかしながら、事務と同様、経理職も未経験者採用から経験者採用へとシフトしている動きがあり、未経験から経理へ転職しようと考えているならば、ある程度の経験を積める派遣社員として働いた後に、正社員として転職するか、早いうちに転職するタイミングを取るのが良いとしています。
経理職の経験者として転職をする場合には、大手優良企業や上場企業からの求人も多くある為、高いレベルへの転職も可能となっています。DODAでは、こうした大手優良企業や上場企業からの求人も扱っており、非公開求人も豊富に揃っている為、利用すると良いでしょう。
面接時のアピールポイントは、ゼネラリスト志向です。近年においては、このゼネラリストという言葉が、どんな職種においても求められており、特に、経理などの専門知識を有する職種においては、この部分で採用されるか否かが決定するとも言えるようです。つまり、経理という職にこだわるのではなく、企業における仕事を全般にこなす能力や知識を必要とされ、そういった仕事もいやがる事なく引き受けるという態度が、アピールポイントとなります。
経理職に人気の企業
経理の人気の企業は、1位がトヨタ自動車株式会社、2位がソニー株式会社、3位が株式会社資生堂、4位がグーグル株式会社、5位が任天堂株式会社、6位が株式会社フジテレビジョン、7位がゴールドマン・サックス証券株式会社、8位が全日本空輸株式会社、9位が松下電器産業株式会社、10位が本田技研工業株式会社です。
経理を経験している人は、今後、製造業、商社、金融といった分野においては、高いレベルへの転職も可能となっています。
しかし、多くの企業が国際会計基準導入の傾向にあるため、米国会計基準経験者や英語が堪能な人材が求められている傾向にあるという事です。